2014年5月12日月曜日

世界文学・語圏横断ネットワーク(CLN)


あらたな研究ネットワークが誕生しようとしています。

「世界文学・語圏横断ネットワーク」
略して、世界文学CLN。


……たとえばアフリカ文学を論じようというときに
語圏の壁は想像以上に大きく、同じく語圏を越えて
「カリブ地域を含む中南米文学」を包括的に論じる
ような学会組織はいまなお存在しない。
こうした現状を打開すべく、本ネットワークは、
ポストコロニアルな状況を視野に入れつつ、
この地球上で産み出される文学作品を、
その言語が何であるかを問わず、
「世界文学」の一部として論じられる枠組みを
構想するものである。         (趣旨文より)






 昨日東京にて開かれたこのネットワークの第一回発起人会議席上で、
澤田直氏(立教大学)から、さっそくスリリングな論集を一部いただきました。

澤田直 編 『移動者の眼が露出させる光景-越境文学論』、弘学社、2014年3月31日