2017年6月15日木曜日

いやし難い記憶

先月のTUFS Cinema キューバ映画上映会で鑑賞することのできた『低開発の記憶』。
その原作の日本語旧訳が『いやし難い記憶』であったことは、不覚にも気づきませんでした。

あのあと、自宅とは別置の、書籍ばかりを詰めた大型段ボール40箱の奥をほじくって、どうにかこうにか
この旧訳本を見つけ、「救出」しました。
むかし古書店で買った、懐かしい書物も、この機会に
いくつか掘りあてられたのは、収獲でした。

映画のなかで、デスノエスの分身セルヒオが立ち寄った書店の棚に、ホセ・マルティの本が並んでいたシーンは、じつに印象的でした。