2018年4月15日日曜日

梅屋潔 『福音を説くウィッチ』

文化人類学者の梅屋潔さんが、このほど700頁を優に超えるモノグラフの大作を発表されました。

梅屋潔 『福音を説くウィッチ
     -ウガンダ・パドラにおける「災因論」の民族誌』
                風響社、2018年2月20日発行。

20年間におよぶ研究の集大成にあたる渾身の一書。
梅屋さんがフィールドで長らく寄り添ってこられた、或る論理の根(ね)にひそむ強度が、行論の端々から直感されるような作品です。災因論にかかわる新たな必読文献の登場。